7つの週間 第1の習慣まとめ(2)
第1の習慣 「主体的である」事について続きです。
著者は反応的な人と、主体的な人の比較を下記のようにしています。
(1)反応的な人
□周りの物理的な環境に影響を受ける
□社会的な環境に左右される
□精神状態は他者の出方次第でコロコロ変わる
□自分をコントロールする力を他者に与える
(2)主体的な人
□自分の中に天気を持っている
□自分の価値観に基づいて行動している
□衝動を抑え価値観にしたがって行動
□深く考えて選択し、自分の内面にある価値観で自分をコントロール
□刺激に対する反応は、価値観に基づいた選択
そして、「今日の私があるのは、過去の選択の結果。過去の選択の結果であるから、
他の道を選択することができる。」と述べています。
また、傷つく事に対しても下記のように定義しています
□自分の身に起きたことで傷つくのではない、出来事に対する自分の反応によって傷つく
さらに、傷つくということについても、下記のように説明しています
□自分の身に起きたことで傷つくのではなく、出来事に対する自分の反応で傷つく
これらの事から次の事を述べています。
つらい思いが、私たちの人格、私たちの基礎をなすアイデンティティまでも傷つけるのを
許してはいけない
つらい体験によって人格を鍛え、内面の力を強くする事により、将来厳しい状況に直面しても
しっかりと対応する自由を得られる
そして他の人たちの手本となり励ましを与える
最終的には、
人生で体験する事にどう反応するかが最も大切
と述べています。最後の言葉はとても印象的であり、主体的であるからこそ出来る事です。
そして、率先力と影響の輪の話になるのですが、それはまた次回。