Excel VBA 変数などの名前の付け方
ExcelVBAからプログラムを始めた方に取っては、変数名などの付け方は悩むところではないでしょうか。今回は、一般的な名前の付け方を紹介します。
変数などの名前の付け方には、キャメルケース、パスカルケース、スネークケースがあります。Excel VBAでも基本的には、名前の付け方はこれらの記法を守ると可読性が向上します。
(1)キャメルケース :
複数の単語からなる、複合語の区切りを大文字で記述する手法です。キャメルケースは先頭の文字を小文字にします。
(2)パスカルケース :
キャメルケースの中でも先頭の文字を大文字にした物を言います。
(3)スネークケース :
全て大文字で、単語をアンダースコアで区切ります。
(1)〜(3)の使い方の基本ですが、変数には小文字始まりのキャメルケース「myStr」、「myLastRow」など。モジュール、プロシージャ、メソッド、プロパティにはパスカル記法、「MyPerson」など。定数にはスネークケース、「W_MINIMIZE」などを利用します。
また、変数は名詞、メソッドは動詞で命名すると、さらに分かりやすくなります。
そして、命名するときは名前から、何をする物なのかが分かるようにするのが、ポイントです。
ExcelVBAでも(1)〜(3)の記法を知ることによって、VBAのプログラムを引き継いだ時に、後任の人が混乱しないですみますので、ぜひ利用してみてください。