Swift 関数について
Swiftの関数定義について書いていきたいと思います。
Swiftにおいて関数定義は、基本的な関数定義、returnの省略、引数ラベル、引数ラベルの省略、仮引数の省略からなっています。関数定義の基本は
func 関数名(仮引数:型)-> {
文
}
となっています。関数についてのサンプルプログラムをプレイグラウンドで、図1に記述しました。
図1の2行目から10行目では、基本的な関数の作成をしています。(1)で関数を定義し、(2)で関数を呼び出しています。(2)では
let a = Total( sum1 : 1 , sum2 : 2 )
としていますが、これは仮引数を引数ラベルとしている為です。また基本的に、関数が式だけからなる場合、(3)のようにreturnを省略する事ができます。
次に(4)のように、仮引数とは別の引数ラベルを指定することもできます。そうすると、(5)のような関数の呼び出しが可能になります。
そして(6)のようにアンダースコア( _ )を用いて関数を記述すると、引数ラベルが不要になります。その為、関数の呼び出しは(7)のようになります。最後に仮引数の省略は図2のようになります。
(8)の関数のように記述すると、第3引数を処理で利用しないことができます。注意点は、図2の38行目のように呼び出しには、optionを付けて値を設定してください。
今回はSwiftの関数の定義について、書いてみました。参考にしていただければ幸いです