Excel VBA 複数のファイルパスを取得する
今回は複数のファイルを選択し、複数のファイルパスを取得するVBAのプログラム
です。プログラムは図1のようになります。
![](https://nekoni-gohan.com/wp-content/uploads/2021/08/3-3.png)
まずファイルダイアログオブジェクトを使用します。ここではファイルを選択する
ためファイルピッカーを使用しています。また、fd.AllowMultiSelect = True
とする事で、複数のファイルを選択可能にします。showメソッドを使用し、
ファイルピッカーダイアログボックスを表示します。
![](https://nekoni-gohan.com/wp-content/uploads/2021/08/1-2.png)
プログラムを実行すると、図2のダイアログボックスが表示されます。ここでは
ファイルを3つ選択して、「OK」ボタンをクリックしています。
そして、For Each val In fd.SelectedItems として、ひとつずつファイルパスを
取り出し、イミディエイトウインドウに表示しています。
SelectedItemsプロパティはコレクションとなっています。ダイアログボックスで
選択したファイルのパスの一覧が入っています。
結果は図3のようになります。
![](https://nekoni-gohan.com/wp-content/uploads/2021/08/2-2.png)
今回は、複数のファイルを選択し、複数のファイルパスを取得する方法を
紹介しました。皆様の参考になれば幸いです。