Excel VBA おすすめ書籍 中級編
まず前提条件として、
- Excel VBA本格入門 大村あつし 著 などの入門書を理解している。
- Excel VBAを用いてアプリを何個か制作している。
- オブジェクト指向に関する知識が多少ある
これらをクリアしている人に勧めたい本は、
「パーフェクトExcel VBA 高橋宣成 著」です。
この書籍では、Microsoftの公式リファレンスを元にExcel VBAの仕様について非常に細かく解説しています。
クラスモジュールの使用方法、Javaでいうセッター、ゲッターの使い方、ファイルシステムオブジェクトの詳しい利用方法。また言語としての立ち位置なども記載されています。
特にクラスモジュールの使用方法、セッター、ゲッターについて記載されている書籍は貴重です。
この書籍を理解することで、Excel VBAでのオブジェクト指向設計がある程度可能になります。
ただインターフェースに関しては別途、Microsoftのリファレンスから調べる必要があります。
そしてこの書籍最大の利点は、Microsoftの公式リファレンスに触れる良い機会になる事です。
公式リファレンスさえ読むことができるようになれば、Excel VBAの書籍は卒業になります。
Excel VBAに関する本を卒業した後には、オブジェクト指向設計を勉強することで、変更に強い設計ができるようになります。
パーフェクト Excel VBA【電子書籍】[ 高橋宣成 ] 価格:3,608円 |
新装改訂版 Excel VBA 本格入門~マクロ記録・If文・ループによる日常業務の自動化から高度なアプリケーション開発までVBAのすべてを完全解説【電子書籍】[ 大村あつし ] 価格:3,278円 |