7つの習慣 第1の習慣 まとめ(1)
今回は、7つの習慣の1つである、「第1の習慣 主体的である」について何回かに分けて、まとめていきます。
第1の習慣ではパーソナルビジョンの原則について語られています。まず、人間と動物の決定的な違いである自覚について説明しています。
つまり自覚という能力で他者の経験から学び、習慣を身につけることができます。また習慣を断ち切り、自分自身を見つめる事もできると著者は述べています。
まず自覚を用い、原則に基づいたパラダイムなのかを判断します。そのパラダイムが自分が置かれた状況や、条件付けによるものかを判断することが重要です。
ポイントは、著者は自覚によって「刺激と反応の間には選択の自由がある」という原則に至っています。そして選択の自由の中にある4つの能力が使えると述べています。4つの能力とは
自覚、想像、良心、意志です。この4つの能力を使えば、人間の可能性は無限大であると。
また主体性についても、「自分の人生の責任を引き受けること」としっかりと定義しています。自分の行動に責任を持ち、状況や条件付けのせいにしない。自分の行動は、価値観に基づいた自分自身の選択の結果だと説明されています。
「人生が条件づけや状況に支配されているとすれば、支配される事を自分で選択している」という言葉は、非常に印象的であり、はっとさせられます。
ここまで、著者が第1の習慣で最初に述べている事を大まかにまとめました。第1の習慣の最初の部分だけでも、これからの社会で生きていくヒントが述べられています。
ひと昔前の日本社会では、右へならえで上手くいっていました。しかし今の日本では、自ら主体的に動き、行動を選択していく事が重要です。
特に若い世代、Z世代と呼ばれている人達に既存の価値観を打ち破る行動があると私は感じています。
さらに、第1の習慣の主体的であるの最初を読んだだけでも、身の回りでよく耳にする主体的とは、本当の意味で主体的であったのかと考えさせられます。