ヒストグラム 絶対度数と相対度数を理解しよう
こんにちは、Onoです。前回の分布に続き、今回は絶対度数と相対度数についてです。
ヒストグラムよりデータの傾向を読み取るには、分布と確率を合わせた「確率分布」を理解する必要があります。そして前提として、「絶対度数」と「相対度数」という概念を理解する必要があります。
*補足:度数とは、観測値が何回観測されたかを数えたものです。
絶対度数は観測された値、相対度数は全体に対する割合です。
今回の例では、137人の靴のサイズの分布を調べました。これを相対度数で表すには、全体に対する各靴のサイズの割合を計算すれば良いので、
「23cm以上24cm 未満」の人は137人中10人なので、10 ÷ 133 = 0.072
「25 cm以上26cm未満」の人は137人中56人なので 56 ÷ 137 = 0.408
(注)小数第4位以下切り捨て
となります。そして相対度数で表した、表と、ヒストグラムは下記、図1、図2のようになります。
ここまで来たら後は、確率分布の考え方で相対度数のヒストグラム(相対度数分布)より137人の靴のサイズの傾向を読み取ります。
次回は確率分布に入る前に、確率の補足説明をします。それでは、また次回!!