Swift イテレートに関して
今回は、イテレートについてまとめておきます。
イテレートとは配列などから、データを1つずつ取り出して処理する事で、「for-in文」で処理を繰り返します。
今回は「クローズドレンジ」、「ハーフオープンレンジ」、配列のイテレート、辞書のイテレート、辞書から全ての値を取り出す方法について書いていきます。Playgroundを利用したサンプルプログラムは下記となります。
(1)のクローズドレンジは1から5までの値をイテレートします。実行結果は1から5までの値が表示されます。
(2)のハーフオープンレンジは1から5未満までの値をイテレートします。実行結果は1から4までの値が表示されます。
(3)の配列のイテレートの実行結果はPrefectureの要素を一つずつ取り出して表示するので、実行結果は 青森県 秋田県 福島県 島根県 が表示されます。
(4)の辞書のイテレートの文法は、For (キー , 値) in 辞書 { } となっており、「キー」と「値」をペアで取り出す事ができます。実行結果は P101:大福 P102:食パン P103:柿の種 となります(取り出される順番は異なる事があります)。
(5)辞書から全てのキー、全ての値を取り出すには keysプロパティ valuesプロパティを使用します。実行結果は 大福 食パン 柿の種 となります(取り出される順番は異なる事があります)。
イテレートに関してきちんと知っておくと、I phone アプリの参考書を読むのが楽になるので、今回まとめておきました。
ではでは。