統計学における確率の予備知識
こんにちは、Onoです。
最近では、様々なメディアでデータを見る機会が多くなっています。そこで統計学を理解することで、データを自分で読めるようになり、違った視点から物事を見る事ができるようになります。
今回は、確率分布に入る前の段階として、統計学での確率について説明をしたいと思います。
早速ですが確率の定義は、
「ある現象が起こる確かさの程度を割合で表わしたもの」
となっています。具体例をあげると、
「道端でねこに出会う確率は20パーセント」とはつまり、道端でねこに出会う確かさの程度が20パーセントという事になります。統計学ではこれを記号を用いて、次のように表します。
(1) P ( 道端でねこに出会う ) = 0.20
(1)は確率を割合で表している点に注意が必要です
もう一つ具体例として、「道端でねこに出会う回数が20回以上である確率は、0.001である」を記号を用いて表現すると、下記(2)のようになります。
(2) P ( 道端でねこに出会う回数 ≧ 20回 ) = 0.001
このように統計学では独特の表現をするので、最初は戸惑うかもしれません。しかし具体例を頭で考えると意外と理解しやすいと思います。
確率と、分布を理解したらいよいよ確率分布のお話に入ることができます。
ではまた次回!!